sakuraの乳がん体験記

40代前半、乳がん経験者です。治療や体調の情報などで、お役にたてれば・・・🎵

新しい病院へ

2月11日、総合病院の初診の日。

 

事前に読んだ乳がんの本やネットで調べた情報では、主治医との信頼関係がとても大切だとのこと。

これから手術だけでなく、治療や検査が必要な期間を考えと5年~10年お付き合いする先生との出合いだと思うと緊張しました。

 

しかし、あっけないほど簡単に説明だけされ、数分で終了。

よくある「何か不安とか心配事はありますか」「何でも言って下さいね」的な主治医とのふれ合いは全く無し。

事務的というか、淡々としていました。

 

もう告知を受けているのは紹介状から分かるので「癌ですね、手術日はいつがいいですか」という要点から入り、検査の日程を決めただけでした。

乳腺外科なので、ほぼ乳がん患者でしょう。

先生にとっては乳がんは特別なことではなく、日常の仕事なのかもしれません。

 

特別、主治医に対して冷たい印象を持ったとか、色々と質問したかったのにせかされたというこはないのですか、この時の第一印象が尾を引いているのか、あれから2年以上たつ今も、主治医にすぐに相談できる関係かと聞かれれば違うと思います。

 

信頼関係があるとかないとか言えるほど接していないというのが正しいかもしれません。

よく大病院は3分診療と言われますが、私も手術前の説明以外、診察時間は5分あるかないかです。

抗がん剤治療中でも、血液検査の結果を確認するために会っているだけで、気持ちの問題に踏み込んだ発言はこちらからも先生からも一切ありません。

主治医に不満があるのではなく、最初に想像していた関係とは違うということですが、今はこの関係に満足しています。